日本社会はCP(パパ)AC(従順)優位のストレス社会(;д;)

日本人論の古典「菊と刀」では
アメリカ人のルース・ベネディクトの目から見た
日本社会の特徴として
大人しく、いつも微笑みをたたえて芸術を愛好する平和的な
「菊」の側面と
自分の主張を通すためなら暴力行為も辞さない凶暴な
「刀」の側面という、
一見矛盾する要素が並存していて
そのことが良くも悪くも日本社会を活動的なものにしている
と分析しています。

これをエゴグラムに置き換えると
菊がAC(従順な子供)で刀がCP(頼れるパパ)になります。

危険です。一般的なエゴグラム(ディグラム)の解説によるなら
ACとCPの値が高いパーソナリティーは
日々の生活で強いストレスを感じてしまいやすいタイプです。

CP(頼れるパパ)タイプの人間は自分自身が
「(自分が信じるところの)正しいことをするべきだ」
「人に負けたくない。もっと努力しよう」
「一人前として認められたい。ちゃんとした社会人でありたい」
と考えるだけではなく、他人に対しても自分と同じように
正しいことに従い、一人前のちゃんとした社会人であることを
強制したいと考えます。
また、”正しいこと”を他人に強制するために
社会的な地位や権力を欲します。

AC(従順な子供)優位の人間は
「安全でありたい」「周りの人間に受け入れられたい」
「本当は嫌なことでも従う。それが大人になるということだ」
「出る杭は打つべき(協調性のない人間は駄目)」
と考えるタイプです。

この2つのタイプは一見まったく正反対の性格をあらわして
いるように見えますが、
立場の上下、力の優劣、支配と被支配、道徳やモラルを
常に意識して行動するタイプであるという面においては
同じ性質があります。

つまり、CP、ACが優位の日本社会では
人々は常に上下、優劣、正邪という人間関係の網の目の中に
とらわれて生きているのです。
だからもう日本社会で生きるってことは、この人間関係の
緊張感や息苦しさの中で生きるということなのであって
・・・・・・ストレス半端ないです(^^)

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ギスギス、ストレス社会日本

学校で、会社で、友達関係で日本社会はストレスいっぱいです。
そして、それだけではなく本来、自由なはずの
マスコミや、インターネットでさえも日本においてはストレス空間です。

マスコミは常に社会のここが駄目だ、日本人のここが駄目だと
ネガティブで相手を否定する言葉ばかりが氾濫しています。

インターネットでは、その匿名性を利用して
日本人のイジメ大好きな本性が、いかんなく発揮されまくりです(^^) 

標的にされた有名人が、過去の些細な瑕疵まで穿り返されて
「ルール違反だ」「態度が生意気だ」「みんなを不快にさせた」
「愚かだ」「劣っている」「醜い」と総力戦で
大バッシングの大炎上大会(^^) 

NP(優しいママ)優位タイプの弱者に同情的な態度は
「甘やかしだ、本人のためにならない」
「俺はもっと苦しいのに我慢している。だから、その弱者にも我慢させろ」
とバッシング。

A(合理主義)優位タイプの理性的な意見は
「上から目線やめろ。みんなの気持ちを不快にさせるな」
「それは机上の空論だ。現実は複雑なんだ」
とバッシング。

AC(自由な子供)優位タイプの自由な行動は
「不真面目だ、DQNだ」
「みんな真面目にがんばってるのに、いい気なもんだ」
とバッシング。

日本社会は優しさも、理性も、自由も尊重されない
超保守的な社会なのです。息苦しすぎなのです。

んでね、なんで日本はこんなにも保守的な社会なのか?
その理由はですね、ブログ主は思うに
現代日本では保守主義に対抗するリベラルの勢力が
弱すぎるからです。

・・・・というより、現在日本で活動している
自称リベラルは、じつは全然リベラルな精神や思考を持っていなくて
単純な保守主義よりも、よっぽど面倒くさい歪んだ保守的な
精神と思考をもったロクデナシなのです。

日本社会を駄目にする似非リベラル。
その正体は・・・・・次の記事でオナッシャス(^^)

日本のリベラルは歪んだCP優位の権威や権力が大好き人間。

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