日本社会は
CP(頼れるパパ)AC(従順な子供)優位の
超保守主義なタイプの社会で
そこに住む私たち日本人は強いストレスに
さらされており、その保守主義に対抗するはずの
リベラルは日本においては
歪んだ権威主義と権力主義の似非リベラルに堕して
しまっているので、もうどうしようもない(;д;)
のです。
それで、そんな風に書くと
リベラルなのが正しくて保守的だったら駄目なのか?
っていう話ですが、いうまでもなく物事には
二面性があって、保守主義には保守主義の良いところと
悪いところがあり、リベラルにはリベラルの良いところと
悪いところがあります。
リベラルをエゴグラム(ディグラム)で言い表すと
ラブアンドピースのNP(優しいママ)と
理性的なA(合理主義)と
自由で楽しいFC(自由な子供)が優位な思想です。
友好的で賢く遊び心がある・・・なんて
最高にすばらしい考え方じゃないか、リベラル万歳!!
というわけなんですが、世の中そんなに都合の良いことが
あるわけがない(^^)
リベラルの良い点、悪い点
ずばり、リベラルの弱点は
保守派やネトウヨがよく指摘する
「お花畑」すぎる思考回路。
世の中を自分の都合の良いように
甘く見てしまっているところです。
CPやAC優位のタイプは根拠のない不安や恐怖や劣等感を煽って
人の気持ちを暗くさせたりするのは欠点ですが、
反対にリベラルなNP、A、FCタイプは
本当ならシリアスに不安や危機感を感じなければならないような
状況になっても
NP(否定的なことを言って、相手を悲しませたくないから)
「大丈夫だよ!!なんとかなるって」と根拠のない楽観論を振りかざし
A(現実は泥まみれの人間くさいものであって、理屈だけでは通じない
という事実から目をそらして)
「この理論を適用すれば、この問題は解決できる。世の中は常に進歩している」
と机上の空論に固執して、
FC(遊び好きのキリギリス、冬になればアリが助けてくれると甘えている)
「そんなに難しい顔をするなよ。人生楽しまなきゃ損だよ」
なんて風に考えてしまいます。
だから、リベラルが正しくて保守的なのは駄目だということではありません。
ただ、日本社会はCP、AC優位の保守的な傾向が強すぎる社会のなので
不安と劣等感を解消するための努力と、集団主義の団結力で
せっかく経済的に豊かな社会を作り出したのに
NPの優しさに欠けるので、バッシングやイジメが横行して
Aの合理主義の欠けるので、みんなの努力ほどには成果が上がらなくて
FCの自由さに欠けるので、みんな生気のない目をしているわけです。
そんなわけで、日本社会はもうちょっと
リベラルっぽくなったっていいんじゃないの・・・・
と思うんだよ(^^)