「日本死ね」は甘えた子供の発想。「日本殺す」が正しいです。

2016ユーキャン新語・流行語大賞で
「保育園落ちた日本死ね」が受賞語に選ばれました。

精神分析学によると、幼児は自他未分化で全知全能な
感覚を持っているとされています。

お漏らしをして不快だとむづがって泣けば
親がオムツを交換してくれて不快な現象がなくなります。
空腹になって泣けば、親が食事を食べさせてくれて
空腹は解消します。

つまり、幼児は「自分は不快である」「自分は不快を解消したい」
と思えば、自動的に(実際は親が世話を焼いているのですが)
不快が解消される環境に生きています。
自分が行動しなくても、世界が勝手に自分の願望を実現してくれる
ので、自分と世界の境がありません。自分の願望=世界です。
自分の願望はすべて自動的に実現するので全知全能です。

しかし、子供は成長するにしたがって
認識能力と行動力が発達して
睡眠欲や食欲、オムツを取り替えてほしい要望以外の
複雑な願望が発生するようになります。

親は成長した子供の複雑な願望をすべて叶えてあげることは
出来ません。
すると子供は、自分が望んだのに自動的に世界が願望を満たして
くれないので、一頻り泣き喚いた後に
自分は全知全能ではなくて、自分と世界は別々の存在であるという
事実を徐々に認識していきます。

そして、やがては自分の願望をかなえるためには
自分の意思でリスクを背負って行動をおこさなければ
ならないという認識を持つようになります。
これが、大人になるということです。

スポンサーリンク
レクタングル大

どうしようもなく幼児的な日本社会

所謂、厨二病の包帯の巻かれた右腕や、眼帯をつけた
左目に世界を思いどうりにする魔力が秘められているという設定は
この、幼児時代の全知全能の感覚を取り戻したいという
願望でしょう。

自分の気持ちが世界の命運とダイレクトにつながる「セカイ系」
というのも自分と世界の境が無い自他未分化な幼児時代を取り戻したい
という願望です。

オタク文化全盛の現代日本はどうしようもなく幼児的な社会なのです。
イヤ、そう指摘している私も十分にオタクで子供なんでけどね(>_<)

さて、「日本死ね」です。
当たり前の話ですが、死ねとわれて死ぬ人間はいません。
自分にとって不快で不利益な標的を排除するためには
「殺す」という行動を実行するしかありません。

けれど、幼児的な思考が蔓延している現代日本では
「日本死ね」という願望を表現しただけで
自動的に世界が自分の願望を叶えてくれて
日本が死ぬはずであるという自己満足的で呪術的な思考が
無意識下に存在しています。

けれど、現実はアニメではないので
厨二病もセカイ系も関係ありません。
自分の願望を叶えるためには
大人の覚悟を持って実際に行動を起こすしかないのです。
「日本殺す」しかないのです。

「日本を殺す」なんて途方も無い話だと思う人も
いるかもしれませんが、歴史の中には
日本を殺すために戦った人たちが実際に存在します。

2.26事件の陸軍兵士や5.15事件の海軍兵士は
日本を殺すために立ち上がり敗北しました。
1960年代の学生運動も日本を殺すための
戦いでしたが敗北しました。

彼ら、「正義」のために戦う戦士は
天皇を中心とした平穏無事で事勿れ主義の
母性的村社会の日本に敗北してしまったのです。

そして、現代日本社会には
自分の願望を叶えるために自分で行動する
大人は存在しなくなりました。

「あれがほしい、これがほしい」
「ここがイヤだ、あそこが不快だ」
と国家や社会というパパ、ママに
駄々をこねる幼児的な人間が
世間の注目を浴びて誉めそやされ、
流行語大賞を受賞したりするのが日本社会です。

「自分のことは自分でやる。どうしても
上手くいかなくなったとき初めて国家や社会の福祉に頼る」
という社会を発展進歩させる独立自尊の精神は
もう流行らなくなりました。

マスコミは幼児的な人間の幼児的な言説を
誉めそやし、独立自尊の大人を福祉や人権を侵害する
ヘイトでネトウヨな人間だと攻撃します。

独立自尊の大人な精神を失った社会は
衰亡していきます。
日本社会の幼児的な傾向は
強まりこそすれ、弱まることはありえません。
つまり、日本の衰亡は確定なのです。
日本オワタ\(^o^)/

賢明な皆さんは
こんな腐った現実とはサッサとおさらばして
二次元のセカイに現実逃避です。

・・・・ってなわけで、
当ブログのメインコンテンツ。
「アニメキャラ相性診断」ぜひ遊んでみてください。

エゴグラムで相性診断!!
あなたと相性の良い 有名人(アニメ、ゲームなどの架空の人物も含む)は誰? 性格診断法エゴグラムを使って調べてみます。 コン...
スポンサーリンク
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大